前立腺がん治療とPSA検査
   前立腺がん治療とPSA検査や症状、手術について

 前立腺がんと病院

ガン治療に最も効果的な食事法

名医に治療を受けたいと考えている患者さんにとって、病院選びは願いを実現できるかどうかを左右する岐路となります。前立腺がんの名医がいる病院を選ばない限り、紹介状を書いてもらえるようなケースを除いて、名医からの治療は叶いません。例外に期待を寄せるよりも、もっと確実な道を選んだ方が賢明です。

これまでに前立腺がんの治療実績を残している病院であれば、優秀な専門医がいることが予想されます。実際に症状を改善してきた実績があるのですから、それを裏付ける実力があることが伺えます。最近では、「手術数でわかるいい病院」といった本も出版されていますので、病院選びの参考にするとよいでしょう。出版社が調査を行ってデータを集めるという作業を代わりにやってくれているので、患者さんの負担が少なくなります。

知人で前立腺がんを克服した人がいれば、どこの病院で治療を受けたかを尋ねてみるのもよいでしょう。症状の進行度を表す病期(ステージ)や医師・スタッフの対応についても聞いておくと参考になります。前立腺がんと病院は切り離して考えることはできません。自力で治療することができない以上、通院をすることになりますし、時には入院することもあります。命を預けるのですから、それ相応の信頼を寄せられる病院を探しましょう。

 前立腺がんの生存率

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進行が遅く、予後の経過が良好とされる前立腺がん生存率にも、そのことが現われています。5年生存率の目安として、ステージⅠ期やⅡ期であれば85%、ステージⅢ期で70%、Ⅳ期で40%程度とされています。たとえば、肺がんであればステージⅡ期でも40~50%とされていますので、比較すると大きく数値が異なることが分かります。

癌という響きには重いものがありますが、前立腺がんの生存率を見ても、比較的希望が持てるものと言えます。ただし、実際に毎年命を落としている方がいるのですから、油断は禁物です。高めの傾向があるとはいえ、5年生存率は進行と共に確実に下がっています。これは早期発見・早期治療の重要性を明確に表していると言えます。

転移という大きな問題を考えても、進行するほどに危険が高まることになります。転移が進めば前立腺がんは深刻さを深め、生存率の低下につながります。癌細胞が全身に広がってしまえば、もはや手術を行っても大きな成果が期待できなくなってしまいます。

まだ前立腺がんが小さいうちであれば、完治させることも望めます。当然ながら生存率も高いのですが、治療をせずに時間が経過すれば、その間に進行してしまいます。転移を起こして他の臓器にも影響を与えるようになって末期になってしまうのです。癌は特別な人の病気ではありません。正しい知識を持つことで、末期になってしまう前に見つけ出しましょう。

 前立腺がんの転移

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それぞれの癌には、転移しやすい部位がありますが、前立腺がんの場合にはリンパ節や骨が挙げられます。これらの部位は、他の箇所に比べると危険が大きいことを認識しておきましょう。骨に転移した場合には、痛みが生じることがあり、放射線治療を行うことが多くあります。それ以外にも、それぞれの部位によって独自の症状がありますので、前立腺がんが転移したと一言で言っても、現われる症状は様々です。

また、原発巣を離れていても、元々の前立腺がんとしての性質を失うわけではありませんので、ホルモン療法による治療効果も期待できます。全身療法ですので、各部位に広がっている場合にも使うことができます。ただし、ホルモン療法は単独で完治させることが難しい上、効果が持続する期間が限られているという問題があります。

前立腺がんが転移している場合には、治療法が限られてきますし、生存率にも悪い影響を及ぼします。理想としては、他の部位に転移する前に完治させておきたいところです。しかし、すでに転移が起きてしまっているのであれば、その状況を踏まえて最善の策を考慮するほかありません。年齢や全身状態、転移の個数、箇所にもよって対処法は異なります。すでに末期になっている場合であればQOL(生活の質)の向上が大きな目的となりますし、症状の進行を遅らせることを主眼におくべき場合もあります。どのような方針で臨むかは、主治医と確認しておきましょう。

 前立腺がんの治療法

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前立腺がん治療法としては、基本的なものとして、ホルモン療法、手術、放射線療法、抗がん剤があり、積極的に治療を行わなくても余命に影響がないとされる場合には待機療法を用いることもあります。それぞれの治療法の特性を知ると共に、体の状態を理解することが必要です。名医とよく相談し、症状の進行度や転移の有無、今後の見通しについて話し合っておきましょう。

また、患者さんの希望も考慮すべきです。たとえば、前立腺がんの治療法として待機療法を選択する場合、何もしないことに対して不安や苛立ちを感じて落ち着かない方には負担がかかります。その一方で、抗がん剤や放射線療法の副作用を受けなくて済むことを喜ぶ方もいますので、ご自身の性格についてもよく考えてみる必要があります。

もちろん、すべての方が待機療法を選択できるわけではありませんので、治療法の選択肢として考えるまでもないこともあります。前立腺がんの手術を行う場合には、執刀する専門医の力量も問われます。名医であればベストですが、必ずしも名医がいる病院で手術を受けられるわけではないでしょう。最善ではなくても次善の策を取るようにしておきたいものです。命に関わることになりますし、執刀医の技術で術後の機能障害の程度が左右されることもあります。

また、放射線療法や化学療法を選択するのなら、副作用について学んでおく必要があります。治療法によっては前立腺がんの症状を改善させるだけではなく、正常細胞にもダメージを与えることになりますので、その部分についてもしっかり把握しておく必要があります。

 前立腺がんの検査

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前立腺がん検査をこれまでに受けたことのない男性は、1度受診しておくことをお勧めします。早期発見ができれば、たとえ発症していても完治させることは可能です。また、年齢が高くなると発症リスクが高まりますので、注意が必要です。前立腺がんの検査としては、PSA検査が広く行われています。PSAの血中濃度が高い場合には、症状があると疑われることがありますが、感染や炎症などがある場合にもPSA値が高くなることはあります。

したがって、PSA値が正常な範囲よりも高い場合には、より詳細な前立腺がんの検査が必要となります。経直腸的超音波検査や直腸指診、さらには確定診断のために生検を行うこともあります。経直腸的超音波検査では、エコーによって画像を作り、その画像によって診断を行います。直腸指診では、直症から前立腺を触り、異常がないかを確認する方法です。生検は、組織や細胞を採取して、病理医が癌細胞の有無を調べます。確定診断としての意味を持つほか、グリーソンスコアーの判定も行います。

他に、前立腺がんの転移の検査として、MRIやCT、骨シンチグラムを用いることで、リンパ節や他の臓器、骨への転移の状態を調べます。検診を受けに行くのは面倒だと思いますが、特別に不摂生なわけではなくても、いつのまにか健康が脅かされていることはあるものです。そのような場合に気付くのが遅れると、命取りになることがあります。そうした悲劇に見回れないためにも、前立腺がんの検査を理解し、日頃から検診を受けるようにしておくことが重要です。

 前立腺がんの治療

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前立腺がん治療において、どの方法を選択するかは重要な問題です。たとえば、待機療法と呼ばれるものですが、これは余命に影響がないとされる場合に、あえて治療を行わない対処法ですが、判断を間違えれば余命が縮むことになりかねません。また、手術を行うにしても再発のリスクは付き物ですし、合併症の問題もあります。前立腺がんの治療において、万能にして絶対的な方法があるわけではありません。それぞれに、長所と短所があるのです。

抗がん剤を治療に用いれば、副作用の心配もありますし、効果について疑問視する専門医も少なくありません。ドセタキセルという抗がん剤によって、延命の効果が指摘されていますが、それでも前立腺がんの治療において劇的な効用を期待できるものではありません。放射線治療においても、癌細胞だけではなく、周囲の正常細胞へも放射線が照射されることによって副作用が出ます。

このように、前立腺がん治療には、効果の反面で副作用や合併症のリスクも考えなくてはなりません。だからといって何もしないのが最善というわけではありませんので、本質を捉えるためにも、専門医とよく話し合って、どの方法で治療を行うのが最適化を見極める必要があります。また、途中で方針を修正する場合もありますが、その際にも内容や理由については納得のいく説明を求めておきましょう。

 前立腺がんの最新治療

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前立腺がん最新治療としては、高密度焦点式超音波治療や凍結療法、免疫療法を例としてあげることができます。高密度焦点式超音波治療とは、超音波の集中に熱を発生させ、それを治療に用いる方法です。また、凍結療法は、癌細胞を凍らせてから破壊する方法です。免疫療法は聞いたことのある方もいると思いますが、元々人間に備わっている免疫力を向上させることで、抵抗力や回復力を高める方法です。

また、これらのほかにも、前立腺がんのホルモン療法にまつわる最新治療として、間欠療法や交代療法があります。まず、間欠療法は間欠的ホルモン療法とも呼ばれ、、PSA値(前立腺特異抗原)が下がったところで中止し、PSA値がある程度上昇してきたところで再開する方法です。交代療法とは、ホルモン療法に用いる抗アンドロゲン剤を別の種類のものに切り替えることで、長期間効果を得ようというものです。ホルモン療法は抗課を得られる期間が限られているため、その期間を長期化しようというのが、これらの最新治療の目的です。

前立腺がんの最新治療として海外で注目されている研究の中に、サリドマイドとビタミンDがあります。これを新しい抗がん剤であるタキソテールと組み合わせることで、高い効果を得られるという報告がされています。前立腺がんの最新治療は世界中で行われていますので、国によって認可が下りる時期が異なります。アメリカでは使われている最新治療の方法が、日本ではなかなか認可されないという事態も起こりえるのです。

患者さんが前立腺がんの最新治療の動向について学ぶのもよいのですが、やはり限界はあると思います。それよりは、最新治療にも精通した名医を見つけることの方が、現実的な解決ではないでしょうか。常に最新の動向についてアンテナを張っている名医であれば、取り入れるべき時期になれば進んで導入することも期待できます。すでに向学心を忘れた専門医には期待できないため、ここでも名医の重要性が際立ってきます。

 前立腺がんと末期

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前立腺がん末期に進行してしまったら、治療の目的として、完治を目指すのか、それとも余命を長くするためなのか、あるいはQOL(生活の質)を向上させるのか、明確な方針を立てなくてはなりません。末期の患者さんを治療してきた名医と話し合うことによって、最善の方法を模索するとよいでしょう。完治というのは甘い響きですが、実際のところ、それを期待するのは現実的ではないケースもあります。そのような場合に、夢を見ていても、症状がよくなるわけではありません。

闘病生活はシビアなものです。体は嘘をつきませんから、気持ちだけでガン細胞がなくなるわけではありません。前立腺がんは末期になるまでに治療しておきたいところですが、過去を振り返っていても進展はありません。それよりも、名医を見つけることや、今後の方針について自分の考えを整理することのほうが生産的です。末期と宣告されても、余命を延長して充実した生活を送る方もいます。どのような人生を送るかは、決断と行動にかかっているのです。

ホルモン療法によって余命を延ばすことができるか、あるいは放射線治療や抗がん剤は有効かといったことは、治療歴や症状の状態によって変わってきます。前立腺がんが末期症状になってしまったから諦めるのではなく、これから何ができるかを追求していきましょう。現代の医学の水準であれば、末期の患者さんに対してできることは少なくありません。名医の力を借りて、症状の改善を図りましょう。

 前立腺がんのホルモン療法

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前立腺がんホルモン療法(内分泌療法)は、男性ホルモンを遮断することによって、癌を小さくしたり、進行を防いだりするものです。この方法だけでは完治させることは難しいものの、手術等と組み合わせることによって、有力な選択肢となります。名医と相談して治療法を選ぶ時にも、話題に上ることが考えられるので、基本的なことは押さえておきましょう。

まず、前立腺がんにホルモン療法を用いる場合の方法ですが、現在中心となっているのは薬剤内分泌療法です。使われる薬剤としては、抗男性ホルモン薬、や女性ホルモン薬、LH-RHアナログがあります。LH-RHとは黄体ホルモンを導くホルモンのことで、LH-RHアナログはそれに類似した働きを果たす薬です。かつては手術によって睾丸を切除する精巣除去手術も行われていましたが、現在は薬剤内分泌療法によって同等の効果を得られるようになってきことで、使われることは少なくなりました。やはり患者さんにとっても、しなくてもよい手術は省いてほしいのが本音でしょう。

ほかにも、抗がん剤との併用にあたるエストラムスチン・フォスフェイト療法もあります。これはナイトロゲンマスタードという抗がん剤とエストラジオールという女性ホルモンを合わせて作ったエストラムスチン・フォスフェイトという薬を使う方法です。

これらの方法によって前立腺がんのホルモン療法を行うわけですが、副作用があります。具体的には、火照りやのぼせ、多量の発汗、関節痛、筋力の低下、勃起障害、乳頭痛、体重増加などがあります。また、女性ホルモン薬を使う場合には、心臓や脳血管に悪影響を及ぼすこともあります。したがって、ホルモン療法も抗がん剤や放射線治療と同様に、副作用を伴うものであり、無害なものではないことを自覚しておきましょう。

また、ホルモン療法を続けると前立腺がんがホルモン抵抗性を獲得し、治療の効果が薄くなってきます。この場合、薬剤を変更することで一時的には効果が上がることもありますが、やがてはそれも効かなくなってきます。したがって、長期的な見通しについても名医と話し合っておくようにしましょう。一端は症状が改善したものの、やがて悪化した時のための方策が十分に立てられていないのでは困り者です。長期的な計画についても、情報を共有しておきましょう。

 前立腺がんの放射線治療の前に

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初期の前立腺がんには放射線治療が手術と同様の効果があるとされています。そう考えると、副作用や合併症のことを考えても、十分に検討する価値があるということになるでしょう。もちろん、症状の進行や転移の状態によっては、ホルモン療法や抗がん剤の方が適切な場合もありますし、どのような場合においても放射線治療が前立腺がんをもっとも良く改善できる方法というわけではありません。

ただし、有力な選択肢であることはお分かりいただけるでしょう。手術のように尿漏れや勃起機能障害を引き起こすことも少ないことから、前立腺がんに放射線治療を選択する方もいます。事前に専門医とよく相談しておきましょう。話を聞くだけではなく、自分の意向を伝えることも遠慮しないで行いましょう。大切な体のことですから、医師に気を遣って発言を控える必要はありません。

前立腺がんの放射線治療には、外照射と組織内照射があります。組織内照射はブラキーセラピーとも呼ばれている方法で、ヨード125を埋め込む方法と、麻酔をかけた状態で針を刺して短時間の照射を行う方法があります。外照射は体の外から腫瘍めがけて放射線を浴びせる方法です。腫瘍ではない正常細胞にも放射線が当たることによって副作用が生じますので、いかに腫瘍のみに照射できるかが重要になります。

まだまだ限られた施設ではありますが、IMRT(強度変調放射線治療)を取り入れている病院もあります。このIMRTを用いれば、従来の方法よりも周辺の細胞への照射を少なくしながら前立腺がんの部分に向けて放射線治療を行えるということで、注目されています。

 前立腺がんの名医を見つけるために

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前立腺がん名医がいる病院についての情報を得ることで、完治に向けて最適な治療を受けましょう。どこの病院でも同じレベルの医療水準を保っているわけではありません。だからこそ、患者さんが選択する必要があるのです。

検査を受けた病院に前立腺がんの名医がいる可能性は決して高くありません。したがって、検査で症状を発見したら、まずは情報を集める必要があります。もちろん、その間でも症状が悪化していくことがありますので、当面の間は近くの病院で処置を受けることになるでしょう。

主な治療方法として待機療法や手術療法、内分泌療法(ホルモン療法)、化学療法、放射線治療がありますが、多くの患者さんを治してきた前立腺がんの名医に、これらの方法を運用してもらった方が、安心して任せることができます。

特に違いが出るのは、手術に臨む際の落ち着きでしょう。手術は不安でも、前立腺がんの名医が執刀してくれるのなら大丈夫という気持ちになれれば、動揺や不安を小さく抑えることができます。

PSA検査などを使って早期発見に成功すれば、それだけ完治できる可能性は高まります。早期発見と適切な処置の両輪が、完治への道を開きます。名医を主治医にすることができれば、適切な治療は確保できたも同然でしょう。

泌尿器科の専門医であれば、誰もが前立腺がんの名医ということであれば、患者さんとしては分かりやすく、心強いでしょう。しかし、現実はそうではないのです。複雑に情報が交錯し、病院の利権も絡んで真実が見えづらくなっています。

そんな中でも、名医を探す価値は十分にあります。何しろ命に関わる問題なのですから、簡単に諦めるわけにはいきません。「“がんとの戦い”―名医との出会い―」では、名医を見つけるために役立つ情報が掲載されていますので、参考にしてみるとよいでしょう。


 前立腺がんの放射線治療の危険と効果

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前立腺がん放射線治療を用いる場合、外照射と密封小線源療法(組織内照射)に分けられます。外照射法では、体の外部からの照射で、最近では周囲の正常組織に当たる量を減らすことができるようになっています。通常は週に5回、7週間前後続けます。直腸が副作用を受けやすいという特徴があります。

密封小線源療法(組織内照射法)を前立腺がんの放射線治療に用いる場合には、ヨード125とよばれるアイソトープを前立腺へ埋め込みます。外照射法と比べると数日間という短期間で治療が終了し、副作用も限定的です。また、埋め込んだアイソトープは取り出す必要はありません。

手術や抗がん剤による治療、ホルモン療法とならび、放射線治療は前立腺がんの処置として重要なものです。その長所と短所をよく理解した上で、上手に活用していきましょう。手術後の再発に用いる場合や、他のものと組み合わせることもありますので、名医とよく相談して納得しておく必要があります。

つい病院側の言うことを鵜呑みにしてしまい、十分に理解できないまま納得してしまうこともあるとは思いますが、放射線治療を用いることについて疑問があるのなら、それは遠慮せずに質問してください。同意は気安くしてはいけません。

大切な身体の命運を左右することになるのですから、たとえ相手が名医であっても気後れする必要はありません。前立腺がんの放射線治療について十分に協議し、他の方法よりもすぐれている、あるいは不可欠な方法だと納得した上で治療を受けるようにしましょう。


 前立腺がんのPSA検査に定評のある病院

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前立腺がんPSA検査において評判の高い病院を地域別に集めた資料を見て、参考にしてください。
どこの病院でも実施しているというわけではありませんので、その点で注意が必要であるということと、やはり実績が無くては信頼ができないという観点から考えるかぎり、必然的に対象となる医療機関は絞られてくると考えるのが自然でしょう。
その際に、前立腺がんをPSA検査で確実に見つけられるのかどうかということをしっかり確認しておかないと、せっかく診断を受けても無意味になってしまう可能性もあります。
何度も検診を受けるというのは現実的ではありませんし、そうなると一回で確実に症状を発見できるだけの精度を伴っていることが期待されるのです。
せっかく何の楽しみもない病院に足を運んでいるのですから、せめて診断結果ぐらいは正確でないと割りが合いません。

そのためには前立腺がんPSA検査において十分な設備が整っていることと、経験を重ねてきていることが欠かせません。
どちらか一方でも欠けていれば、それは不適格であるという判断を下さざるをえないでしょう。
ためしに受けてみようという程度のつもりなら、そこまで熟慮して選ぶことはないと思うのですが、出てきた結果が正確であるという信頼ができないと、何の目的でわざわざ健診を受けたのか分からなくなってしまいます。
結果が悪ければ他の病院でセカンドオピニオンを受けるつもりかもしれませんが、症状の発見に失敗して前立腺がんをPTS検査で見つけることができなかった場合には、早期発見をできないことになってしまいます。
これでは効果半減ではないでしょうか?

いくら有効な技術であったとしても、それを使いこなせる人がいなければ、満足できる結果を出すことはできません。
達人が作った用具を使ったからといって、一流のスポーツ選手のようなパフォーマンスを運動不足の一般人が出すことはできないのと同じことです。
たしかに前立腺がんのPSA検査は有効な手段ですし、期待を寄せるに値する方法ではありますが、決して万能で完璧なものであるというわけではありません。
そこを過信してしまうと、症状が見つからなかった場合に失敗してしまうことにもなりますので、注意してください。
人間の暮らしには希望や安心感が欠かせませんので、保険のつもりで健診を受けているという方もいるでしょう。
そのような場合に、あまり精密なレベルまでは求めないというのなら、前立腺がんをPSA検査までしないで済ますこともあるでしょうし、すべての病気に対して厳格な健診を求めることは事実上できないので、やむをえないでしょう。
ただ、具体的な疑いを持っているのであれば、まずは一度試してみることをお勧めします。

自分が間違いなく健康であると断言できる男性は多くないはずです。
ただでさえ、メタボリック・シンドロームという厄介な問題も持ち上がっていますし、生活習慣病についての危機感は高まっていると思いますが、具体的な施策を講じているという人は多くないのが現実ではないでしょうか?
男性特有の病気である前立腺がんPSA検査で発見したという話は珍しくもありませんし、早期に見つけることができれば治療も順調に進む可能性が高まります。
まずは気軽な気持ちで一度調べてもらってみてはいかがでしょうか?
場所が場所だけにデリケートな問題でもありますが、他の問題を引き起こしてしまってはなおさら悩みが深刻になります。
早めにPSA検査をして前立腺がんにかかっているかどうかを調べておけば、白という結果が出ても安心して暮らせますので、決して無駄にはならないはずです。

理想的なのは、毎日健康でいられて病気になる心配もないという毎日ですが、現実にはそんな暮らしは存在しません。
風邪のようにすぐに症状が出てくるのならまだしも、気付かずに治療もしないままに進行してしまう病気があるからこそ恐ろしいのです。
自分でも知らないうちに健康を失っていくという危険を回避するための防衛策の一つが、前立腺がんのPSA検査を受けておくという方法です。
健康かどうか分からないのであれば、定期的に調べて状況を確認しておけばよいという考え方です。
100%の精度を誇るというわけではないにしても、調査しておくことで早期発見につながる確率は高まります。
体調不良などをきっかけに早期発見する確率を仮に5%、PSA検査によって前立腺がんを早期発見できる確率を90%であると仮定しましょう。
その間には85%もの開きがあることになり、その85%が時間や費用に見合うだけの価値があると判断するのであれば、PSA検査を受けておいた方が理にかなった行動ということになります。

偶然は人生に付き物ですが、発生する可能性を考慮することで合理的な判断基準にすることはできます。
保険も基本的な考え方としては、大きなリスクを担保するために小額の掛け金を支払っていざという時に備えるのですから、共通するところはあります。
まだまだ前立腺がんのPSA検査は認知度が低いのも事実ですし、今後社会全般に広まっていくことが予想されてはいますが、自分の置かれている状況を定期的に確認していくという作業を生活の中に組み込むことによって、気付かないうちに体が自分のコントロールできない状態になってしまうことを予防することができます。
せめて自分の体ぐらいはしっかりと管理しておきたいものですが、それは案外容易なことではありません。
日々の積み重ねの上に健康は出来上がっているものですが、実際には積み重ねというよりも切り崩しとしか思えない暮らしを送っている人も多くいます。
自分の生活を見直すきっかけとして、前立腺がんのPSA検査を受診してみてはいかがでしょうか?

 名医に前立腺がん治療を受けましょう

ガン治療に最も効果的な食事法

名医から前立腺がん治療を受けることで、生存率を上げることができると頭では分かっていても、実際に自分の主治医が名医だと胸を張って断言できる方は少ないのが現実でしょう。
知識は大切ですが、それが暮らしに活かされない限りは無意味なものといわざるをえません。
前立腺がんの治療を受けられる病院は全国各地にありますから、近場という理由で選んでしまった方が多いのではないでしょうか。
それはごく自然な物事の流れですから、誰にも非難することはできません。
ただ、その病院選びが本当にベストであるかを、一度立ち止まって考えてみましょう。

名医に前立腺がん治療をしてもらうことによって、症状を大きく改善することができるのであれば、転院するだけのメリットがあると考えることができるでしょうか?
もし、今のままでも完治することができる見通しが立っていて、それほど期間も長くはないというのであれば、あえて主治医を変える必要はないかもしれません。
反対に、このまま前立腺がんを治療していっても、悪くなっていく一方だということなら、名医探しを検討する価値があるはずです。
その場合でも、すぐに今の病院を後にするということではなく、転院先を見つけることが先決です。
症状やPSA値の推移など、これまでの経過がどのようなものであったのかという資料をもらう必要もあるのですし、今の病院とだって縁がなくなるわけではありません。

PSA検査を受けたときの資料があれば、体がどのような状態に置かれているのかを把握するのに役立ちますし、過去の物だって参考になる場合があります。
急激に症状が進行しているのか、緩やかなものかといったことによっても、前立腺がんの治療方法が変わっていくことは予想できるでしょう。
すでにPSA検査等により、発症が確認できているのなら、放置しておくことはそれ自体がとても危険なことです。
医師が付いていないという事態は、極力避けるべきものですから、まずは今いる病院で治療を続けることが大切です。
その上で、今後の方針の一つとして名医を見つけることを掲げるのであれば、そのための活動を開始しましょう。

間違っても、主治医を変えることを伝えて薬の服用等を止めて名医探しを始めるのはやめてください。
そうしている間に病気が進行して転移を起こしたとしても、誰も責任を取ってはくれません。
何しろ担当医がいないのですから、前立腺がんを治療することなどできるわけはなかったということで、自己責任になってしまいます。
映画やドラマのように、末期に至った患者を神がかり的な手術で回復させるということは、現実の世界では期待できません。
いかに名医といえども、無理なものは無理です。

できるだけ早期発見をすることが大切なのは、それによって症状が進行しないうちに前立腺がん治療を開始することができ、生存率が高まるからです。
だからこそ一定以上の年齢になった男性にはPSA検査を受診しておくことが推奨されるのです。
転移が広がっていけば、抗がん剤でも抑えきることができなくなりますし、手術を行っても摘出しきれなくなります。
そのような所まで追い込まれてから名医の下を訪れても、前立腺がんを完全に治療することは難しいでしょう。
ホルモン療法などもありますが、この方法だって万能なわけではありませんので、やはり症状が進行してしまえば焼け石に水です。

たとえ末期に至ったとしても、痛みを和らげたり少しでも余命を伸ばしたりと、医師ができることはあるので通院や入院をすることにはなりますが、もはや完治を望めない状況になってから手を打つよりは、定期的なPSA検査で早期に前立腺がん治療を開始する方が合理的でしょう。
放射線やホルモン療法を組み合わせることにより、手術なしで完治できる可能性だってあるのです。
日本人男性の平均寿命は80歳近くまでになっていますが、これは0歳の赤ん坊がどれだけの寿命があるかという平均値であって、すでに大人になっている人の平均寿命はもっと短いものです。
たとえば厚生労働省が2007年に発表した、2006年における簡易生命表によると女性は85.81歳、男性では79.00歳という結果が出ていますが、この時点ですでに79歳の男性は、同世代の平均的な寿命に達したのではなく、すでに何歳か越えていることになります。
平均寿命は高くなる傾向が続いていますので、今の赤ん坊は我々よりも長生きすることになり、すでに大人になっている我々は、毎年厚生労働省が発表している平均寿命まで生き延びられるわけではないのです。

そう考えると、想定すべき残りの寿命が縮んでしまうのではないでしょうか?
ただし、あくまで平均的な話ですので、名医から前立腺がん治療を受けて生存率を上げることができれば、自分の寿命を延ばすことは十分に可能です。
日本人全体の平均寿命が大きくずれることはなくても、個人の人生であれば、その人の行動によって変えることができます。
健康に対する意識が高くて生活習慣もしっかりしている人であれば、不規則な暮らしを送る人よりも長生きする可能性が高いでしょう。
前立腺がんにかかっても、名医から治療を受けている人は、そうでない人よりも生存率が高いはずです。

医学というのは不変のものではなく、日々進化する生き物のようなものです。
100年前の明治時代では考えられなかったことが今では常識になっていますし、あと50年もすれば今とは比べ物にならないほどの変貌を遂げているかもしれません。
前立腺がんだって、放射線治療やホルモン療法によってPSA値を改善できるようになっています。
有機的な生命体のように医学が発達する陰には、多くの医師や研究者の努力があります。
今よりも高みを目指して世界中で研鑚を積む彼らの手によって、日々医療は進歩しているのです。

そしてその進歩にどれだけ精通しているかどうかが、名医の基準の一つになります。
最新医療技術を習得していれば、それによって救える病気の範囲も広がります。
前立腺がん治療には様々な選択肢があるので、それらを一つ一つ検討していき、自分に合っていると思われるものを選択し、PSA値などで経過を確認していきましょう。
1度決定したらそれっきりではなく、確認して随時再検討を行うことが大切です。

 前立腺がん手術の失敗を防ぐ

ガン治療に最も効果的な食事法

前立腺がん手術の精度を上げるためには、事前に執刀医と十分な打ち合わせをしておくことが大切です。
手術という言葉の響きに動揺して、説明すら十分に記憶に残っていないという方もいますが、手術の同意書にサインをするのなら、それが証拠として残る以上、しっかりした意志を持たなくてはいけません。
放射線治療や抗がん剤治療と並び、前立腺がん手術は代表的な治療法です。
この病気にかかった以上、措置として利用されることは珍しいことではありませんので、落ち着いて考えましょう。

考えておきたいのは、前立腺がん手術のメリットとデメリットです。
放射線治療や化学療法(抗がん剤治療)と比べると、直接摘出が可能というメリットが前立腺がん手術にはあります。
これは大きな強みでしょう。
外側から癌細胞を攻撃する場合、どうしても正常な細胞にまでその範囲が広がってしまい、それが副作用を生んでしまうこともあるのですが、ピンポイントで切除を行うことで、正常細胞への被害を最小限に抑えることができます。
また、完治の確率が高いというのも、前立腺がん手術のメリットです。
放射線治療や抗がん剤治療単独では、なかなか完治にまで至ることがありません。

デメリットとしては、後遺症が残ることが挙げられます。
他の治療法と併用して行うことが多いので、単独で考えるだけではなく、どのような組み合わせがよいかということで現場では作戦を練るのですが、健康な細胞にはダメージを与えることなく、癌細胞のみを死滅させる、または切除して摘出するというのが理想です。
想定されるシナリオとして、どのようなものを描いているのかを執刀医に聞いておくのもよいでしょう。
後になってから意識にずれが出ていたことがはっかくし、そんなつもりではなかったといっても後の祭りです。
そのようなことにならないように、あらかじめ意思を統一し、前立腺がん手術に臨んでおくことが大切です。

それでは、基本的な方法を見ていきましょう。
前立腺がん手術を大別すると、前立腺全摘手術、腹腔鏡下前立腺全摘手術、経尿道的前立腺切除術の3つになります。

前立腺全摘手術とは、恥骨上部からメスを入れる恥骨後式と、精巣と肛門の間からメスを入れる会陰式の2つに分けられ、その名の通り、前立腺を摘出するものとなります。
この方法では、後遺症として勃起生涯や尿失禁が起きる可能性があります。
技術の進歩によって後遺症が現われることは少なくなってはいますが、事前に執刀医に確認しておきましょう。

続いて、腹腔鏡下前立腺全摘手術とはお腹に開けた穴に腹腔鏡という内視鏡を入れて、画面を見ながら行う方法であり、大きな穴を開けなくて済むために回復に要する時間が短いという利点があります。
ただし、早期の症状にしか適用できないということと、高い技術が求められるため、取り扱っている病院も多くはありません。
そのため、この方法を利用するためには転院を余儀なくされる可能性もあります。
最後に経尿道的前立腺切除術というのは、これまでの2つの方法とは異なり、完治を目指すものというよりも、排尿障害の改善など、体の機能を復元するために行われるものであり、症状が進行している場合に使われるものです。

これら3つの方法をまとめて前立腺がんの手術と総称しているので、自分が受けるのがどの方法であるのかを必ず確認しておきましょう。
また、術後に見込まれる問題についても執刀医の見解を伺っておくと安心です。
特別悲観しているわけではなくても、先のことを予想して対策を立てているのであれば、何かあったときでも安心して任せられるでしょう。
反対に、成功するという一通りのパターンしか想定していないのでは、その予想が外れた場合に適切な対処ができるのか疑問が残ります。
経験が豊富であれば、それだけ様々な症例にも立ち会っているでしょうが、経験が乏しいようなら要注意です。

命を預けるということは、本来最大限の信頼関係に基づいて行われるべきものですから、病院側の言いなりになって事務的に進めてしまうのは止めましょう。
相手のペースを時には乱したって構わないのですから、納得するまで医師とはしっかり話し合い、当日は何人体制で前立腺がん手術に臨むのか、術後の経過としてはどのような推移を想定しているのか、といった疑問を解消しておいてください。
その場で即答できないことは、急を要する例外的な場合を除き、1度持ち帰って熟考してから回答したって間に合います。
その場で焦って答えを出しておいて、後になって撤回するぐらいなら、しっかり考えを練った上で返事をしたほうが誠実でしょう。
命をかけるのは医師ではなく患者なのですから、患者が主導権を握るのは当然で、あくまで病院の役割は健康を取り戻すためのサポートを行うことです。
病院の都合に患者があわせるのは、本末転倒というものです。

入院を伴う場合もありますので、退院の見込みも聞いておきましょう。
今までその見込みどおりにことが進んでいたのかも聞いておくと、いっそう安心です。
前立腺がん手術前には病院との事務手続きもありますので、直前になる前に一通り内容を確認しておくと、焦らずにすみます。
時期が近づいてきますと緊張しますし、他のことを考える心の余裕がなくなってきます。

また、後遺症についても、その後回復するものであるのかどうかは一概に言えませんので、どうなるのか知っておくことが欠かせません。
一度は勃起不全や尿失禁に陥っても、薬物治療によって回復する場合があります。
どのくらいの期間を想定して後遺症と向き合い、最終的に残るのがどの程度のものであるのか、これは事前に相談をして明らかにしておくべきものです。
その時になってから慌てないように、きちんと話し合っておきましょう。

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